伊藤農場からお届けするお米は、どのように作られ食卓に届くのかを簡単にご紹介します。毎日食べるお米のことをもっと知ってもらい、美味しく楽しく安心して食べていただきたいと思っています。
- 良い種まきは塩水選から。塩水に浮く軽い種もみは取り除き、実のしっかり詰まった重い種もみを種まきに使います。
- ビニールハウスで苗を育てます。最近は種をまいた箱を箱並べ機で並べるので少し作業が楽になりました。温度管理と水かけの量が生育を左右します。
- 田んぼの土を耕します。天候によってはプラウを使って土を反転させ、より深く耕す事により、稲の生育していく土壌をよくします。
- 田んぼを平らにするために、耕起した田んぼに水を入れて代かきをします。今はレーザーを使って広い田んぼでも平らにする事が出来るようになりました。
- ビニールハウスで育てた苗を田植え機を使って植えていきます。直線で100m以上あるので、まっすぐ植えるのが大変です。
- 8月上旬になると稲の穂が出てきて、花が咲きます。白くて小さな花ですが、咲くとほぼ同時に受粉して秋までに実っていきます。
- 植物用酵素は、収穫までに流し込んだり、葉面散布をします。酵素を使うと植物のミネラル分の吸収が良くなり、おいしいお米になっていきます。
- コンバインを使って収穫していきます。収穫のタイミングは味にも関係します。天候や生育状況を見極めて、そのタイミングを逃さないように行っていきます。
- 刈り取った籾を乾燥機を使って均一に乾燥していきます。水分が高すぎるとお米が変質してしまい、低すぎると固い食感のお米になります。乾燥の上がった籾は、籾摺り機で籾をとり玄米にし、選別機で粒の小さな玄米を取り除き、玄米出荷用の玄米が出来上がります。さらにこの玄米を精米機にかけると白米が出来上がります。